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バレーボール:岩坂名奈選手のサーブ

久光製薬スプリングスのミドルブロッカー、岩坂名奈選手のジャンピングフローターサーブというのは、回転しないボールがぐらぐら揺れながらすとーんと落ちてくるので、たとえVリーグクラスの選手でもレシーブがうまくないとセッターに返せない、というかそもそも上に上がらない。

エンドラインの後方のスタンド席から見ると、ボールが左右に10センチくらいの幅でぐらぐら揺れるのがはっきりわかる。テレビの中継で横から見ているとこれがわかりにくい。

メジャーリーグのフィル・ニークロ選手やウェイクフィールド選手のナックルボールが 、おそらくこんな感じなのだろうな。はっきり言って魔球です。

彼女のもうひとつの取り柄は指高が高いこと。手を伸ばしただけでネットの上に出るのでブロックでもアドバンテージがある。

サーブとブロックの良さで日本代表でがんばっている。ただし攻撃で言うと、Aクイックはまだ山勘で打っている感じで、相手コートが見えているわけではないみたいだ。

 

横の動きが遅いので相手がトスを振ってくると横の移動が遅くてブロックが追いつかなかったり、今時のミドルブロッカーには珍しくブロード攻撃が出来ない。

 

攻撃面については、ブロードを身につけるよりも今のAクイックとCクイックに磨きをかけて速くするほうがいいのだろうね。そのうち出来るようになるだろうし。

彼女のかくれた良さというのは、実はあの大きな身長で守備に参加できるということ。それにミドルブロッカーがトスを上げなければいけないような場面で、つなぎのトスもきれいに上がる。ある情報によると、彼女はピアノが弾けるのだそうで、指先の訓練が行き届いているからボールのハンドリングがきれいなのでしょうね。

 

今はまだ半年間の日本代表でのプレイで疲れがたまっているみたいだけれど、年が明けたらセッターとのコンビネーションもあってきて、自然に伸びてくるでしょうね。『大きくてかわいい』とか『大きな妖精』なんて言われて若干人気先行になっているけれど、もともと能力がある選手だから人気につぶされたり勘違いしたりすることはないだろうし。

 

 


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