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桂三枝:六代目文枝を襲名

桂三枝という人は五代目桂文枝の弟子で、五代目文枝は上方落語の四天王と言われたうちのひとり。大きな名跡です。

五代目がなくなってしばらくたつのだけれど、三枝がこのたび文枝を襲名するのだそうで。

桂三枝という人は同世代に桂枝雀がいて、同じ古典落語の土俵ではとても枝雀にかなうはずがないというので、古典落語から創作落語という落語のようなものに逃げた人である。

古典落語が出来ないのに大名跡を継いでいいのかねえ、と思う。 文枝の名前ならば自分よりも古典落語のちゃんと出来るあの男に継がせればいい、なんていうことが出来なかったのね。名誉欲に駆られたか。

 

東京落語では、正蔵の孫なんだから継いでいいだろという感じで、こぶ平ごときが正蔵を名乗っている。明らかに名前負け、正蔵の名を汚しました。

 (自分の父親の林家三平がなぜ正蔵を襲名しなかったのか、くらいのことは考えなかったのかねえ)

東京落語では正蔵といえば彦六さんのことを指すのであって、こぶ平ごときが何抜かすかという感じです。

 

あるいはどこぞの馬鹿が円朝を襲名したいと抜かしているという噂が流れていて、おいらがじかに知っている限りでは大円朝の名前を襲名しても許されるのは亡くなった古今亭志ん朝さんぐらいしか思い浮かばなくて 、それに比べたらテクニックしかなくて何の情緒も風情もないおまえごときがちゃんちゃらおかしい、という感じ。

 

こっちは当事者じゃなくて聴いているだけだから大きなこと言えないけれど、おいらの家のものだからおいらに継ぐ権利があって当然と軽々しく考えすぎ。名前の重さというものがわかっていないんでしょうな。

芸の力がなければ名前がどうであろうと見向きもされない。当たり前のことですね。

 

電話帳を見てみると、東京には三枝桂(さえぐさ・けい?)という人がふたりいます。

 (八つ当たりで言いたい放題になってしまった。文中敬称略)

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