毒舌バカ
毒舌というのは人の悪口を言ったり罵ったりすることではない。
毒舌と呼ばれるにはユーモアと知性のひらめき、それに美意識がなければいけない。
特に言葉が貧弱なのは論外。
きっとあの三流タレントは、自分は毒舌タレントとして定着したからどんな悪口雑言も言えるしタブーを犯しても非難されない俺の地位安泰、なんていうふうに勘違いしてのぼせ上がっているだけなんだろう。
人を非難できるほどおまえは何かしたのか偉いのか。これはそのままおいらに返ってくる言葉なんだけれどね 。
スカイツリー点灯
先日スカイツリーがライトアップされたというので、ぼうっとろうそくがともっている感じになるのかなと思って見てみたら、けばけばしいのが煌煌とついていてびっくりした。あんなものをこれからずっと見なければいけないのか。
スカイツリーの足下の商店街の人たちは商機だと思って必死なのだけれど、あれは浅草で観光バスを降りてうろうろしてそこから脚を伸ばしてスカイツリーにそのまま上る感じで、残念ながら周りには金は落ちないです。
スカイツリーの下の駐車場で観光バスを降りてそのまま上って下りて、施設の中で買い物をして食事してまた観光バスに乗って出て行く。敷地の外にわざわざ出て商店街をうろうろするなんていう行動パターンはおそらくない。それは浅草とかぶっているし。
(浅草から一見近いように見えるけれど、対象が大きすぎて距離感が狂っているから、歩くとかなりの距離になります)
展望台にバーがあってスクリュードライバーを飲みながら夜景が見られたらいいかもしれないけれど、上るだけで3000円だって。勘弁してほしい。
どこもかしこも観光スポットになってしまって、東京全体がこりゃ見世物小屋ですね。その見世物小屋の中で生活していかなければならない。はあ。しんどい。
なぜ暴動は起こらないか
震災のあとで日本人は秩序を守ってパニックにもならなくて、暴動も略奪も起こらなかったことについて世界中の人がびっくりして、日本人は何という美徳を持っているのだろうと、感心して尊敬されていたみたいなんだけれど。
美徳じゃないですね。打ちのめされてふぬけになっていただけ。
日本人は何十年もかけてガス抜きされてしまったので、何か状況に良くも悪くも能動的に働きかけようという気力が起こらなくなってしまっているのだ。
最近の政府のざま、首相の言い様、みんなもっと頭に来ていいはずなのに 、今年もようやく終わりかやれやれで済ませてしまいそうな感じ。
では何がガス抜きをしてきたのか。テレビです。テレビは今では昔ほどの影響力を持っていないというけれど、それでもまだメディアの中心であり続けている。
なぜ高度成長できたのかということとテレビの関係を考察した人もいる。テレビが戦後日本人のメンタリティを支配していた。
それと今ではネットか。ネットが既成メディアに対するブレイクスルーになると思っていた人も多いだろうが、今のところ新しいガス抜きのツールが追加されただけみたいですね。
2012年1月16日追記:(ネットというと漠然としているけれど、ケータイと言えば今はやりのガス抜きツールだ。ただしケータイは今の社会文化を破壊しそうな潜在力でどこかよくわからない方向へ暴走し始めている)
怒るべき時にきちんと怒らないと、 健康によくない。状況に押し流されてのたれ死にします。

- 作者: 筒井 康隆
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 1985/05
- メディア: 文庫
(戦後日本にとってテレビとは何だったのかを考えるには貴重なテキスト)
追記:(暴動が起こらなかったことと、振り込め詐欺という犯罪が通用してしまうことと、これはひょっとしたら同じひ弱なメンタリティのふたつの側面なのかもしれない )
古くて清潔なビジネスホテル
昔、週末になると全国各地で開催されているバレーボールの試合を観るために、わざわざ遠くまで泊まりがけで遠征していたときには、駅前にある安いビジネスホテルにばかり泊まっていた。
生まれてこの方シティホテルを使った経験が数えるほどしかない。チェックインの時に宿泊代を払おうとして恥をかいた。
古くて部屋も寝具も清潔で 、従業員の教育が行き届いているようなビジネスホテルが性に合っている。よく眠れればそれだけでいい。
ただしあるとき、たまにはちゃんとした食事を取らないといけないなと思って、京都駅から離れたところにある商人宿に泊まったことがあって、食事付きで一泊7500円。何だか人の家の一間を借りて寝ているような感じだったのだが、食事はおいしい料理を腹一杯食べることが出来てそれだけでほっとした。
なるほどね、京都の人が普段食べている食事というのはこういうものなのか、という感じで家庭料理そのもの。宿泊代の元は十分取れた。
体力が落ちてきたのと、お金がかわいそうになってきたのと、昔ほどバレーボールに入れ込んでいないので、最近はホテルに泊まるということはほとんどないのだけれど、清潔な寝具で眠りたいなと思ってたまには外泊してみたくなる。
今日明日あたりは都心のビジネスホテルなんてほとんど人がいないのだろうな。それともあれか、おかしな状況になっているとか。
新春歌まつり
アナウンサーはこれで『しんしゅんうたまつり』と読んでいたのだけれど、これって『新しい春歌まつり』になっている。
それともあれかなあ、最近の人は『春歌』という言葉そのものを知らないのかな。
橋本失政内閣と消費税
今から10年以上昔、1990年代の後半に、いろいろな経済指標が上向きになって、これはひょっとしたら不景気から脱却できるかなとみんなが思い始めたときに、よし今がチャンスだというので消費税率を3%から5%に上げた。
そうしたらそのとたんにいろいろな経済指標が一気に腰折れして、景気が冷え込んでいよいよ不況に拍車がかかってしまって、そこから今に至るまで暗黒時代が続いている。
(おいらそのころ、いろいろな統計数値をかき集めてにらめっこする作業をしていたから状況をよく覚えている)
このことだけじゃなくていろいろな経済運営に失敗して、不景気を固定化してしまった橋本内閣は『橋本失政内閣』と呼ばれている。
消費税率を上げるという話は、『景気がよくなってきたら消費税率を見直す』というトーンだったはずが、いつの間にか『景気がどうなろうとも消費税は必ず上げる』という話にすり替わった。あるいは『景気がよくなるのを前提として』という前置きは、『これから景気はよくなると俺が判断したんだから税率は上げるのだ』という意味だと強弁している。
公務員改革、国会議員定員是正のどちらも出来ていなくて、公務員の給料下げる法案も失敗したのに、税金だけは上げるって、それは状況を把握していない身勝手な誇大妄想ではないのかなあ。
やるべきことをやっているのならば、震災もあったしこんな厳しい状況なんだから税金が多少は上がるのは仕方がないか というような雰囲気が出かかっていたのに、何でもいいからとにかく税金上げるんだこれが俺のライフワークだ、みたいな狂信になってしまって、みんないい加減にしろと思い始めている。
(デフレで増税というのは、馬鹿かそれとも気が狂っていると、みなさんおっしゃってますわ)
間違いなく言えるのは、今消費税率を上げたら一気に消費が冷え込んで経済は暗黒を迎えるということ。誰も生活に必要な最低限のもの以外は買わなくなるよ。税収だって伸びないよ。税収が伸びないもんだからまた税率をアップしなければいけない。この悪循環で国家が左前になっていく。
どこかの演説で『分厚い中間層を形成してそれが国家を支えるような国作りをする』なんて言っていたのだが、それはかつて高度成長によって実現した古い日本像ですでに過去のもので、この十数年間そして今やっていることは、金を思い切り偏らせて金持ちと貧乏人に国家を二分して、金持ちに国を引っ張らせるという路線ではないのか。貧乏人にとって重税になる消費税をアップして、どうやって中間層を形成するのだ。
社会保障と税の一体的改革と言っているけれど、税金のことばかり声高に叫んで社会保障の方は何も言わなくなった。年金改革も結局かけ声倒れで何もしていない。それどころか年金はどんどん遠ざかって行くではないか。消費税をアップすることで将来こういう風に社会保障が充実しますという話の持っていき方ならまだ何とかなるのに、社会保障はどうなったの。
あれ。ひょっとして社会保障と税の一体的改革というのは、年金と保険は削ります、税金は上げます。国の財政はこれで回復するので、あなた方納税者の生活が苦しくなるのは知ったことではありません、あきらめてください、こういう意味だったのかね。
こうなったら、非力なのはわかっているけれど、国民に信を問え、国民が増税やむなしというのならばそれはそれでおいらあきらめる、まず論点を明らかにして解散総選挙をしろ、こういうふうにこつこつと世論に働きかけるしかないのかな。蟷螂の斧ですな。
(選挙したって野党第一党も消費税10%と言っているのだから意味がないかもしれないけれど)
冬の節電
冬も節電してくださいとうるさいのだが、夏と同じようにピークカットしてくれということなのか、それとも総量を減らせということなのか、意図がさっぱりわからない。
ピークカットと総量規制では、生活様式が全然違うのだが。
それともあれか、素人にはどうせむずかしいことはわからないから、節電だ節電だと言っておけばいいのだということか。
あるいは細かいことを言うと隠しておきたい秘密がばれると困るから 、あいまいにしているのか。
バレーボール:岩坂選手と新鍋選手
岩坂選手の魔球サーブを新鍋選手がキャッチしたら、何が起こるんだろうか。
同じチームなのだから練習ではいつもやっていることなのだろうが。
久光製薬スプリングスのことをアイドル軍団なんて言う人がいるのだが、確かに岩坂選手や新鍋選手をはじめとしてチャーミングな若い選手がそろっていて壮観なのだが、実はリーグ一、二を争う実力派チームなのである。ベテランがずっとトップを張っていておばさん軍団だったのだがごそっと代替わりをして見違えるようなチームになった。
特にウィングスパイカーの石井優希(いしいゆき)選手は、ほかのチームに移籍したらすぐに先発レギュラーになれるというほど評価が高い。 それが今のところ先発できないというのは何なのかね。まだムラがあるのかな。
野本選手、長岡選手がワンポイントでしか出てこないという、贅沢というか何というか。
これという大砲がいるチームではないので(フォフィーニャ選手は打数は多いけれど大砲というタイプではないので)チーム全体の組織力で戦うようなイメージになっていくのかな。ベンチにいる選手も全部使い切るような感じ。
問題はセッター。去年までトスを上げていた原(旧姓鶴田)選手は、自分で一番得意なプレーはジャッジと言うほど考えて考えて考え抜いたトスを上げる選手で、かといってトスで味方のアタッカーまで振り回すという選手ではなくて、アタッカーが打ちやすい球質のいいトスを上げる選手でした。一時期武富士に出向していたけれどまた戻ってきて、影の監督と言われるほどチームを掌握していた。
今現在の正セッター古藤(ことう)選手は、原選手に比較されるというしんどい立場ではあるけれど、球質も配球もまだまだという感じがする。バックライトのバックアタックに上げるトスが精度が悪くて、全然タイミングが合わなくて、とうとうバックアタックそのものが封印されてしまった。
若手の活きのいい豪華なアタッカー陣を生かすも殺すもセッター次第。宝の持ち腐れにならないように、シーズン中の試合を通じてどれだけ古藤選手がよくなってくるかという問題だと思う。
中田久美さんが今年からセッター担当のコーチになったので、環境としては恵まれているのだね。中田さんがぶち切れて、もういい自分で上げる、なんて言い出さないだろうな。
バレーボール:新鍋理沙選手のレシーブ
久光製薬スプリングスのウィングスパイカー新鍋理沙選手は、先日の皇后杯の試合で見たところ、サーブレシーブの技術そのものは安定しているんだけれど、ボールを見送る判断が悪かったり隣の選手との位置取りの関係がおかしかったりで、まだ自分のチームに戻ってきて慣れていない感じがあった。
年が明けないと国内リーグの勘は戻ってこないかもしれない。セッターとのコンビネーションもまだあっていない感じがした。日本代表であんな小さなセッターと一緒にプレイしていたのだから、そりゃ最初はあわないと思う。
(日本代表での疲れが残っている?1ヶ月たっているのだが。それとも精神面でへとへとばてばてになってしまったか。きっと初めての代表で無我夢中でやっていたのだろうね)
サーブレシーブとディグは相変わらずいいので、実はおいら彼女はリベロになったら国内でも国際試合でも10年くらいはレギュラーになれるんじゃないかと思っているのだが、それでは彼女の攻撃が見られなくなってしまうのね。
(彼女はボールをキャッチするときに、手先だけで処理するのではなくて体全体でボールの勢いを吸収している。だからきれいに死んだボールがセッターに返る)
問題は彼女の身長の低さで、中型のアタッカーとしてもまだ若干低いのだ。よほどうまさを身につけないとウィングスパイカーとしては厳しいものがある。
実は彼女のライバルは、日本代表でも久光製薬でも、同じチームの石井優希選手なのである。身長で言えば新鍋選手よりも石井選手の方が5㎝ほど高くてほぼ180㎝。攻守にバランスのとれたいい選手なので同じことが出来るのであれば新鍋選手よりも石井選手を使いたいところ。
実際のところ皇后杯でも新鍋選手があまりにちぐはぐなプレイをしていたので石井選手に替えられました。石井選手はそつなくプレイしていましたがね。
石井選手の問題点は怪我がちなこと、それにちょっと気が小さいのか自信を持ったプレーが出来ないこと。これが克服できれば日本代表でもプレーできると思う。ただし新鍋選手のレシーブがあまりにいいものだから、そこだけで競争するとついて行けないかもしれない。
日本代表の場合新鍋選手はベンチに置いておいて、いざというときの守備固めに入るくらいで今はちょうどいいのだが、日本代表は選手層が薄いというかドングリの背比べ状態なのでずっと先発しています。
新鍋選手は美人ではないがかわいこちゃんタイプなので、そっちの方で人気が先行してしまって、掲示板ではヘンタイどもが群がっております。ここは実力を見せてそっちの方で評価が高くなるように意識しないと。
(掲示板の書き込みに、お正月は鹿児島に帰ってきてくださいね、みたいなのがあるのだが、バレーボール選手はシーズンの真っ最中だから正月に帰省するということはないので、そういうことを知らないような人までがファンになっているということなのだね)
岩坂名奈選手と新鍋理沙選手で、仲良しで二人でナナリサで、久しぶりに注目を浴びる選手が出てきた感じでテレビ局もそっちの方で彼女たちを利用したいみたいなんだけれど、おいらは試合が観たいのであってアイドルの追っかけをしているのではないので、どうにかならないのかこの状況と思っております。
つけ加えると石井優希選手もかわいこちゃんタイプなので、そっちの方でもおかしな具合になっている。年明けのBSの中継で、新鍋選手と石井選手のどちらが先発で出てくるか、注目してみてください。
バレーボール:岩坂名奈選手のサーブ
久光製薬スプリングスのミドルブロッカー、岩坂名奈選手のジャンピングフローターサーブというのは、回転しないボールがぐらぐら揺れながらすとーんと落ちてくるので、たとえVリーグクラスの選手でもレシーブがうまくないとセッターに返せない、というかそもそも上に上がらない。
エンドラインの後方のスタンド席から見ると、ボールが左右に10センチくらいの幅でぐらぐら揺れるのがはっきりわかる。テレビの中継で横から見ているとこれがわかりにくい。
メジャーリーグのフィル・ニークロ選手やウェイクフィールド選手のナックルボールが 、おそらくこんな感じなのだろうな。はっきり言って魔球です。
彼女のもうひとつの取り柄は指高が高いこと。手を伸ばしただけでネットの上に出るのでブロックでもアドバンテージがある。
サーブとブロックの良さで日本代表でがんばっている。ただし攻撃で言うと、Aクイックはまだ山勘で打っている感じで、相手コートが見えているわけではないみたいだ。
横の動きが遅いので相手がトスを振ってくると横の移動が遅くてブロックが追いつかなかったり、今時のミドルブロッカーには珍しくブロード攻撃が出来ない。
攻撃面については、ブロードを身につけるよりも今のAクイックとCクイックに磨きをかけて速くするほうがいいのだろうね。そのうち出来るようになるだろうし。
彼女のかくれた良さというのは、実はあの大きな身長で守備に参加できるということ。それにミドルブロッカーがトスを上げなければいけないような場面で、つなぎのトスもきれいに上がる。ある情報によると、彼女はピアノが弾けるのだそうで、指先の訓練が行き届いているからボールのハンドリングがきれいなのでしょうね。
今はまだ半年間の日本代表でのプレイで疲れがたまっているみたいだけれど、年が明けたらセッターとのコンビネーションもあってきて、自然に伸びてくるでしょうね。『大きくてかわいい』とか『大きな妖精』なんて言われて若干人気先行になっているけれど、もともと能力がある選手だから人気につぶされたり勘違いしたりすることはないだろうし。








