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『あまい』と『うまい』

昔は甘いものを美味だと考えていたそうで、これは関東でも関西でも同じだったらしい。落語を聴いて比較してみると、『甘い』すなわち『おいしい』という感じになっている。

糖分は体に必要なものだからそれをおいしいと考えるようになったのは自然なことかな。

(だから甘みは一番原始的な味覚なのだそうだ。生存の根幹に関わるからね)

 

大阪の堺筋に砂糖の問屋がたくさんあったそうで、甘いものを『堺筋が効いている』と表現したのだそうな。

砂糖は昔は貴重品で、引き出物に砂糖のかたまりなんて使われていましたね。 鯛の形をした砂糖の固まり、あれ正式にはなんていうんだろうか。

 

東京の日本橋に江戸時代からの味を守り続けている店があって(お菓子の店ではない)、砂糖をたくさん使って甘く味付けしているので、 それを知らないで買って帰ったお客さんが食べてみて何もかもあまりに甘いので、びっくりしてこれって作り損ないじゃないのかと電話をかけてくるそうで、そのたびに『これが江戸の古くからの味なんです』と説明するという。

(その甘い甘い味付けが今という世の中で支持されるかどうかは関係がないということなのかな)

 

今でも甘いものはもてはやされていますね。『スイーツ』なんていう不思議な言葉はどこから出てきたんだろうか。

 

的場スイーツ ~本気の113品~

的場スイーツ ~本気の113品~

  • 作者: 的場 浩司
  • 出版社/メーカー: ワニブックス
  • 発売日: 2009/04/29
  • メディア: 単行本

 

 

 

 


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