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寿司屋に喧嘩を売る

ネタが異様に大きくてシャリがやたらと少ない寿司を見るとそれだけで腹が立ってくる。そもそもどうやって食べろというのだ。

子供が『トロ。トロ』とわめいてトロばかり食べているのを見ると不愉快になる。そもそも子供のうるさい食べ物屋というのが論外なのだ。

寿司屋でトロを食べたことがない。見ただけで気持ちが悪い。別に『江戸っ子はトロ食わない』などと気取っているのではない。それに江戸っ子じゃないし。

 

むかしむかし、作家の山口瞳(男性ですよ)という人は 、何かよほど不愉快なことがあったのかわからないのだが、寿司屋に行って大きな声で『この粉わさびはよく出来ているねえ。本当によく出来た粉わさびだ』と発言して、店を追い出されたとかあるいは板前が包丁持って追いかけてきたとか。

もともとこの方は不寛容な方なんですけれどね。

 

もうひとつ強烈なのは、店に入ってガラスケースの中のネタを一瞥して『ふうん』と一言残してそのまま店を出てしまうというのがありました。スノッブですなあ。

わざわざ遠くに出かけておいしいものを探して食べるということをしなくなりました。

 

江分利満氏の優雅な生活 (ちくま文庫)

江分利満氏の優雅な生活 (ちくま文庫)

  • 作者: 山口 瞳
  • 出版社/メーカー: 筑摩書房
  • 発売日: 2009/11/10
  • メディア: 文庫

 

 

 


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